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Text File  |  1994-06-01  |  5KB  |  104 lines

  1.                    32768 色モード専用グラフィックエディタ
  2.                                ARTemis
  3.                                 version 1.2b
  4.  
  5.                      (C)1994 松内 良介 (NIFTY GFC01743)
  6.  
  7. ARTemis (アルテミス) は、FM-TOWNS の 32768 色モード専用グラフィックエディタ
  8. です。FM-TOWNS 全機種、メモリ4Mバイト以上、TownsOS V2.1L10 以上の環境で動
  9. 作します。
  10.  
  11. ●主な特徴:
  12.   ・自由なペン先と各種の透明度指定、そして多様なエフェクト描画機能をくみあわ
  13.     せることで、多色を活用したお絵描きをたいへん感覚的におこなえる。とくに、
  14.     こすりペン、エアブラシ、にじみペンは利用価値大。
  15.   ・画面拡大、ドットごとの格子、一定間隔での格子をくみあわせ、パターンエディ
  16.     タとしても利用できる。32768 色スプライトデータ作成機能を搭載。
  17.   ・メモリさえあれば、いくら大きな画像でも編集できる。
  18.  
  19. ●提供ファイル:
  20.     提供するファイルは、大きくわけて4種類あり、それぞれディレクトリに分けて
  21.     あります。
  22.  
  23.         ARTEXE\   ARTemis version 1.2b の実行に必要なファイルとマニュアル
  24.     ARTSMPL\  ARTemis で作成した画像データサンプル (512×480,32768色TIFF)
  25.         ARTSRC1\  ARTemis version 1.2b のソースプログラム
  26.         ARTSRC2\  開発に用いた自作ライブラリ USRLIB.LIB のソースプログラム
  27.  
  28.     version 1.2b は、フリコレ7に収録された version 1.2 と機能的には変わりあ
  29.     ありません。ただ、若干のバグ修正などを行っています。
  30.     ただし、version 1.2b では、オプションを指定せずに起動した場合の画像サイズ
  31.     が 512×480 (高解像度) となりました。また、必要メモリは最低4Mバイトです。
  32.  
  33. ●インストール:
  34.     ARTemis を実行するのに必要なファイルは、ARTEMIS.EXP, ARTEMIS.PEN,
  35.     ARTEMIS.CFG の3つです。ハードディスクなどにインストールする場合、この3
  36.     つのファイル (ARTEXE\ ディレクトリ内にあります) をまとめて同じディレクト
  37.     リにコピーしてください。
  38.  
  39.     TownsMENU にアイテム登録して実行する場合は、ディレクトリ移動は「あり」に
  40.     してください。また、編集する画像の大きさをオプションで指定します。オプシ
  41.     ョンを設定しない場合、ARTemis は 512×480 ドットの画像を編集するものとし
  42.     て起動します。オプションでたとえば
  43.         -x320 -y240
  44.     と指定すると、320×240 ドットの画像が編集できるようになります。同様に、
  45.         -x640 -y480
  46.         -x1024 -y750
  47.     のように、メモリさえあればより大きな画像を編集することができます。
  48.  
  49.     コマンドラインから起動する場合も同様です。ただ単に
  50.         run386 artemis
  51.     とすると、ARTemis は 512×480 ドットの画像を編集できる状態で起動します。
  52.         run386 artemis -x320 -y240
  53.     とすると 320×240 ドットの画像が編集できる状態で起動します。
  54.  
  55. ●マニュアルと実際の不一致について:
  56.     マニュアルは、いまだにversion 1.0 のときのままです。1年も経ってしまった
  57.     にもかかわらず怠けに怠けて、結局今回のフリコレでもそのままになってしまい
  58.     ました。申し訳ありません。次回こそちゃんと書き換えます。
  59.    マニュアルの内容と、実際の使い方との不一致が多少あります(ゴメンナサイ)
  60.   が、メニューに従って操作すればそれほど迷うことはないと思います(操作の要
  61.   領は version 1.0 から変わっていません)。
  62.  
  63. ●ソースプログラムについて:
  64.     開発には、High C と 386|ASM、および拡張ライブラリIを利用しました。超絶
  65.     的に無秩序なプログラムですが、内部構造に興味のある人はごらんください。
  66.  
  67.     開発には、make と jgawk を用いています。ですが、コンパイルだけなら、make
  68.     や jgawk がなくてもできます。リンクファイルを ARTEMIS.LNK の名前で用意し
  69.     ましたので、ディレクトリ ARTSRC1 内の各ソースをコンパイル/アセンブルし
  70.     た後に
  71.         386link @artemis
  72.     とすれば、実行ファイルが作られます(artemis.lnk 内のライブラリファイルに
  73.     ついては、パスを各自指定してください)。なお、ARTSRC1 内には、現在は使っ
  74.     ていないソースも入ってしまっていると思いますし、そんなソースはコンパイル
  75.     時にエラーが出るでしょう。ヘンに思ったら、メイクファイルやリンクファイル
  76.     内にそのファイルがあるかどうか調べてみてください。(現在使っているソース
  77.     でも、コンパイル時にワーニングはたくさん出ますが、本当のエラーでなければ
  78.     きっと大丈夫です)
  79.     ARTSRC1 内には、.MD, .MEN という、見慣れない拡張子のファイルがありますが、
  80.     これはメニューを定義するうえで用いたファイルです。ARTemis のメニューは、
  81.     基本的には「構造体の配列」なのですが、いちいち配列定義をきちんと書いてい
  82.     ると、構造体の定義を変更したときなどに大変なので、とりあえず簡易言語のよ
  83.     うなものでメニューを定義し (.MEN)、それを jgawk と menumake.awk できちん
  84.     とした構造体定義 (.MD) に変換し、それをCのソース内で include しています。
  85.  
  86.     ディレクトリ ARTSRC2 内には、私が普段利用している自作ライブラリのソース
  87.     を入れてあります (ARTemis にも用いました)。これにも make を用いています
  88.     が、ようするに全部コンパイル/アセンブルして 386LIB でまとめるだけなので、
  89.     make をお持ちでない場合も再コンパイルだけなら問題なくできると思います。
  90.  
  91. ●著作権について:
  92.     ARTEMIS.EXP, ARTEMIS.PEN, ARTEMIS.CFG の3つのファイルおよびマニュアルの
  93.     著作権については、マニュアルファイル MAN.TXT を参照してください。
  94.     ソースプログラムについては、個人での利用は自由です。フリーソフトへの組み
  95.     込みも自由に行っていただいてかまいません。それ以外の件や、なにか疑問点が
  96.     ありましたら、私までご連絡ください。
  97.  
  98.             連絡先:〒103 東京都中央区日本橋浜町 3-42-3
  99.                           ソフトバンク (株) 出版事業部
  100.                           Oh! FM TOWNS 編集部
  101.                     あるいは
  102.                     NIFTY-Serve GFC01743  ( GFC01743@niftyserve.or.jp )
  103. [end]
  104.